「くじ引きでよくね?」

「うん!!それでいいと思う☆」

って、あっさりみんな決めてくれた。


「じゃ、今から俺と姫でくじ作っからみんな静かに、待っててね☆」

それから、私と佐伯くんは黙々と作業し始めた。

まぁ作業っていっても紙を切って、数字を書くだけだけど。


でも、私は疑問に思っていることを佐伯くんに聞くことにした。

「ねぇねぇ、佐伯くん?佐伯くんに一つ聞きだいことあるんだけどいい?」

少し首を傾かせ、佐伯くんに話しかけた。