「こんなキケンな目に遭うなら…ガッコなんて…辞めろ」 「颯斗?」 「お前は俺の腕の中に居ればいい…」 教師の言う言葉じゃあないと思いながらも… 鈴羽を傷つけようとするすべてのモノから守りたかった。 「お前は俺だけを見てればいい・・・ 俺はお前を傷つけたりしないから・・・」 俺は鈴羽の耳元で囁いた。