美沙子は、顔を赤くして怒った。

「私は、タンポン派だよ。それに、ここにある服って男物ばかりじゃない。白いブリーフなんて我慢できないよ。洗濯機は、あっても乾燥機ないから。なかなか、乾かないじゃない。それにそれに、本とか私読まないし、ファッション誌が読みたいよ~。DVDだって、仁義なきなき戦いとか、ゴッドパパとか、男の観そうなのばかり、私は小栗瞬君とか観たいの。それに奥様痴漢プレイとか、アダルトじゃん。私が観るのないじゃん。それに、アダルト見ながらこないだ1人で、してたでしょう知ってんだから。キモいよ~。」

俺は、うんざりしたが謝った。

「無いんだから仕方ないじゃないか。アダルトはつい見ちゃった。お前が、トイレに行ってたからつい、悪かった。」

美沙子は、俺の言い方が気に入らないらしく、ブツブツ言いながら、狭いトレーニングルームに入って行った。

俺は、ベッドに寝転んで美沙子の後ろ姿を見ながら太ったなあと思った。少しは運動しろよと、心の中で毒づいた。