おなじ月...《短編》





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「ウワッ!!凄い!!どうしたの?!コレ...」




ベッドの上で、研史の服を脱がしてる最中・・・



研史の左腕に和彫りのタトゥーを見つけた。




「...菩薩?」




「うん、まぁ、そんなとこやね。」




「あ...もしかして、コレを彫るために2週間くらい逢えないって言ってたの?」




「当たり。他に女が出来ただの云々言われて、俺、ショック...」




「だ、だって!!黙ってるんだもん...悪い方に考えちゃうよ...ってか、綺麗...触っていい?」




「フッ...どうぞ?」




あたしは研史のタトゥーにそっと触れた。


まだ色をいれ立てだから、鮮明で。




「...チュってしていい?」




「どうぞどうぞ...」




あたしは研史の左腕に軽くキスをしながら聞いた。



「なんでタトゥー入れようと思ったの?」




「なんでやろね...守りたい女ができたからかな...?」




「それって...あたしのこと?」




「他におる??」




「嬉しい...」




あたしは、またチュっと研史の腕にキスをする。






「...なぁ、キスするなら違うトコにもしてもらえる?口とか...コッチとか?」







あたしはこの日、久々に研史の体温を直に感じた。