「うっわ!豪邸!なにげにお金持ちですか霧野くん!」 「さわがしい…きゃらめる」 なんでこんな事になったのかわからないけど、あたしは今霧野くん宅…いや霧野家の豪邸に来ています! 「凄いねー…!」 「そうか?……ところで、何作ればいいんだ?」 「な、なにって」 普通コースの霧野くんに教わるのはなんか変な感じがする… そのとき、同じ製菓コースの子からメールが来ていたことを思い出す。 「あ、のー…実は」