【完】禁断の恋

俺はあいつに絵を描いてと頼んだ。
ほほ笑んでOKしてくれた吉池。
俺は椅子に座った。
自分で、バカなこと言ったなと思ってしまった。
あの純粋で、綺麗な目でじっと見つめられたら…息苦しくなった。
うわ、変な汗かきそう…。
つーか、なんか、恥ずかしい…。
くすぐったい。

俺は我慢できず、やっぱりいいと言った。
その時の驚いた吉池の顔は、印象的だった。
大きな瞳を、さらに大きく開いていたからな(笑)