【完】禁断の恋

俺は、あいつに一目ぼれしていた。
教師だって、分っていても、止めれなかった。
そして、あの犬の件。
あいつは、自分のことを知っているか聞いてきた。
知っているに決まってるだろ?
だって、俺はずっとお前を見てきたんだから。
お前だけは、特別な目で見てきたんだから…。

ほんのり赤くなった頬は、とても可愛かった。
思わず抱きしめそうになったが、なんとか堪えた俺。

このとき、やっぱり好きだな。

改めて、実感させられたんだ。