俺が美術部の顧問になった時の話…。

美術室のドアを開けると、ほのかにインクの香りが漂った。
窓の近くには、部員の吉池心。
真剣なその姿。
俺は、その姿に、真剣な瞳にくぎ付けになっていた。

なんだよ、コレ。
こんな一面、知らなかった。

くそ、アイツ…。

また、好きになったじゃねぇか。