【完】禁断の恋

「やっと、卒業できました…」
『おめでとう。吉池。やっと、先生と生徒じゃなくなったな。吉池。いや、…心』
「先生…」
『悠希って、呼べよ』
「悠希…。あたし、悠希のこと忘れたことなんてなかったよ。いつも思い浮かべてた。…長かったね。もう一度、言うよ?悠希。あたしは、あなたのことが大好きです」
『俺も、最初から最後まで、一緒だよ。俺も、心が好きだ』
桜の蕾が膨らみ始めた今日この頃。

大好きだった先生と、結ばれました。