それは、高校2年になってしばらく経った雨の降る放課後だった…。
いつも通りの帰り道、道端で傘をさしながらしゃがみこんでいる人がいた。
?どうしたんだろう。
具合、悪いのかな?
顔が見えないその人に、あたしは声をかけた。
「あの、どうかしましたか?」
『えっ―…?』
「っ―…。先生、こんなところで何してるんです?」
あたしの嫌いな、上原悠希先生だった。
声、かけなきゃよかった。
だが、かけてしまったら仕方ない。
「で、どうかしたんですか?こんな道端でしゃがみこんで…」
『ん?犬』
は?犬?
先生が抱っこしている犬は少し泥で汚れていて。
段ボールには“オスです”と書いてある。
捨て犬か…。
『俺が飼ってあげたいけど、俺んちマンションだからなぁ…』
あたし、別に飼ってあげても平気だけど…。
1つ、それを言う前に確かめたいことがあった。
先生は、あたしのことを知っているのか。
「ねぇ、上原先生。あたしのこと、知ってますか?」
『え、なにその質問』
分らないから、はぐらかすの?
「いいから、答えてください」
いつも通りの帰り道、道端で傘をさしながらしゃがみこんでいる人がいた。
?どうしたんだろう。
具合、悪いのかな?
顔が見えないその人に、あたしは声をかけた。
「あの、どうかしましたか?」
『えっ―…?』
「っ―…。先生、こんなところで何してるんです?」
あたしの嫌いな、上原悠希先生だった。
声、かけなきゃよかった。
だが、かけてしまったら仕方ない。
「で、どうかしたんですか?こんな道端でしゃがみこんで…」
『ん?犬』
は?犬?
先生が抱っこしている犬は少し泥で汚れていて。
段ボールには“オスです”と書いてある。
捨て犬か…。
『俺が飼ってあげたいけど、俺んちマンションだからなぁ…』
あたし、別に飼ってあげても平気だけど…。
1つ、それを言う前に確かめたいことがあった。
先生は、あたしのことを知っているのか。
「ねぇ、上原先生。あたしのこと、知ってますか?」
『え、なにその質問』
分らないから、はぐらかすの?
「いいから、答えてください」

