下校中……
自転車が美海の横を通り過ぎた。
ポトッ
ん?なにか落ちた?
生徒手帳だ!
これって、なくなったらヤバくない!?
「あのっ!!」
ダメだ、声が届いてない…。
美海は走った。
「あ…っの!…スイマセン!あの!」
う~、きっと自分のことって思ってないんだ!
そうだ!中身見て…
「止まって下さい!山下さん!」
キキ―っ
「え?」
「はぁ…はぁ…あっ…の、これ!生徒…手帳…。落ちましたよ…はぁ」
「うわ!ありがとう!てか、なんで名前…?」
「あ、スイマセン!はぁ…中身…見て…っはぁ…」
「そっか!てか、超息切れしてる!走って追いかけてくれたんだよね?ありがとう!」
「い、いえ!生徒手帳ないと、困りますし!」
「お礼…て、この辺なにもないな…」
「お礼なんていいですよ!」
「あ、じゃぁこれ。よかったらどうぞ」
「あ、ありがとう…」
「じゃぁね。ホントありがと」
山下直輝<ヤマシタナオキ>さんがくれたのは…ポカリだった…。
「おいし…」
自転車が美海の横を通り過ぎた。
ポトッ
ん?なにか落ちた?
生徒手帳だ!
これって、なくなったらヤバくない!?
「あのっ!!」
ダメだ、声が届いてない…。
美海は走った。
「あ…っの!…スイマセン!あの!」
う~、きっと自分のことって思ってないんだ!
そうだ!中身見て…
「止まって下さい!山下さん!」
キキ―っ
「え?」
「はぁ…はぁ…あっ…の、これ!生徒…手帳…。落ちましたよ…はぁ」
「うわ!ありがとう!てか、なんで名前…?」
「あ、スイマセン!はぁ…中身…見て…っはぁ…」
「そっか!てか、超息切れしてる!走って追いかけてくれたんだよね?ありがとう!」
「い、いえ!生徒手帳ないと、困りますし!」
「お礼…て、この辺なにもないな…」
「お礼なんていいですよ!」
「あ、じゃぁこれ。よかったらどうぞ」
「あ、ありがとう…」
「じゃぁね。ホントありがと」
山下直輝<ヤマシタナオキ>さんがくれたのは…ポカリだった…。
「おいし…」

