その後、美海が真新しい制服を身にまとい下りてきた。
真っ白なシャツにグレーのチェックのスカート。
真っ赤なリボンは、1年という証拠だ。
ウチの学校は学年が代わるごとに女子はリボン、男子はネクタイの色が変わる。
俺は2年だから青色。
「ママおはよう!あ、ママ、お兄ちゃん、制服どうかな?」
「似合ってるわよ♪」
『スカート、短いんじゃねぇの?』
「え~、今時こんなもんだよ?」
『…そか』
短いスカートから伸びる細く白い脚。
長い髪は横縛りでまとめて、軽く化粧もしている美海。
くそ、こんなに可愛かったら男ども美海にくぎ付けじゃねぇか。
「そろそろ行きなさ~い」
「は~い!お兄ちゃん行こう」
『おう』
美海は期待を胸に、俺は不安を胸に、家を出た。
真っ白なシャツにグレーのチェックのスカート。
真っ赤なリボンは、1年という証拠だ。
ウチの学校は学年が代わるごとに女子はリボン、男子はネクタイの色が変わる。
俺は2年だから青色。
「ママおはよう!あ、ママ、お兄ちゃん、制服どうかな?」
「似合ってるわよ♪」
『スカート、短いんじゃねぇの?』
「え~、今時こんなもんだよ?」
『…そか』
短いスカートから伸びる細く白い脚。
長い髪は横縛りでまとめて、軽く化粧もしている美海。
くそ、こんなに可愛かったら男ども美海にくぎ付けじゃねぇか。
「そろそろ行きなさ~い」
「は~い!お兄ちゃん行こう」
『おう』
美海は期待を胸に、俺は不安を胸に、家を出た。

