【完】禁断の恋

付き合い始めて、俺らは毎日公園でキスをしていた。
なにもかも、上手くいっていた。

そう、思っていた…。

『美海。また遊園地行くか』
「うん!じゃぁ、日曜にいこ♪」
『約束な』
「うん!」

キスをしたあと、公園を出て手を繋いで家まで行った。
美海、俺、幸せだよ。
美海、俺はたとえ結婚できなくてもいいから、お前とずっと愛し合っていけると、思っていたよ。

俺は、お前を愛していた…。
けど…
世間はそれを…
許してはくれないんだ。