「はぁ?」

なんで椎咲嬢が出てくんの??!

「薔薇お嬢様が旦那様に頼まれになられたのです」

「なんで?話ならこの前した。なのになぜ?」

「わかりません…でも、旦那様が貴方に話があるそうです。」

………………

「……………行かなければならないのか?」

「はい。」

「……………………分かった」

「ありがとうございます。では、日程と時間を書いたものを置いときます。では、失礼しま…「お待ちください!!」

笹木の言葉を遮って霞乃が入ってきた

「霞乃、応接間に勝手に入るんじゃない。許しを出してないだろ?しかも盗み聞きしてたのか?」

「……………」

「俺は今、霞乃に執事として叱っているんじゃない。」

「ッ!!!」

「麗天皇総長として叱っているんだ」