ガラッ 亜紀ちゃんと話ていると扉が開く音がし、厨房から店長が出てくる姿が見えた。 わっ、どうしよう! まだ言い訳考えてないよ! 咄嗟に亜紀ちゃんの肩をつかみ後ろに隠れる。 「わっ!優奈ちょっと」 「まだ言い訳考えてないんだよぉ…」 ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…。 私は額にイヤな汗をかく感覚を感じた。 「渡辺さん、買ってきたかな………あぁ!藤盛さん!」