「あっ!優奈お帰りー!」 「わあぁっ!」 いきなり後ろから声をかけられ飛び上がる。 「あははっ!ちょっと何そんなに驚いてんの?」 「え…あ、亜紀ちゃん? な、なんで後ろから?」 「あー、暇だったからちょっと飲み物買いに行ってたの」 亜紀ちゃんはペットボトルの水を指差し笑顔で答えた。 「飲み物…」 私はその姿にきょとんとしてしまう。