ーーーその後、またさっきみたいに部屋は宴会状態。
せっかく綺麗にしたテーブルもあっという間に散らかってしまった。
そして…
時刻もどっぷり真夜中になる頃。
「みんな酔っ払って寝ちゃったね」
「うん」
私とてっちゃん、二人だけが起きてる状態に。
さっきまでの騒がしさが嘘のように、しんと静まり返っていた。
その静けさがなんだか気まずくて、飲みかけのメロンソーダをこくりと一口飲む。
「ちょっと風にあたろっか?なんか、部屋暑いし」
「う、うん…!いいね、そうしよう」
「優奈ちゃん先にベランダ出てて。飲み物持ってくる」
「ありがとう」
ベランダに出ると、ひんやりとした風が体を包む。
「はい、飲み物持ってきたよ」
てっちゃんが差し出したのは、さっき一緒にコンビニで買ったピーチの酎ハイ。
「飲もう」
微笑むてっちゃんに私も笑顔で頷き、同時に缶を開ける。
甘い香りがいつもより強く感じるのは、1人じゃなく2人だから…だよね。
香りだけで酔いそうなほど。
「「乾杯」」
小さく缶を当てると、こくんと一口飲んだ。
ぽわあと胸があったかくなる。
お酒のせい…というよりは、てっちゃんのせい。
だって、凄くドキドキする。
この雰囲気に、酔ってるのかな…。
こうやって一緒に飲める日が来るなんて…夢みたい。
穏やかで、静かな時…。
時折吹く風の音だけが二人を包む。
何か会話のネタを探すけど、全然浮かんでこない…。
だけど、とっても幸せな空間で、会話がなくてもあまり気にならない。
目に映る景色をじっと見つめる。
街の明かりがキラキラ輝いて、とっても綺麗。
ずっとこうしていたいなぁ…。
なんて思っていると、急に部屋のほうから大きな音が聞こえてきてギョッとする。
思わずてっちゃんと顔を見合わせる。
これは…いびき?
そーっと部屋を覗くと…いびきの正体は洋祐くんだった。
洋祐くん…!せっかく良い雰囲気だったのに!
もうっ…台無しだよ。
でも、てっちゃんを見たらおかしそうにクスクス笑っていて…その姿を見ていたら、私もおかしくなってしまって顔を見合わせ一緒に笑った。
せっかく綺麗にしたテーブルもあっという間に散らかってしまった。
そして…
時刻もどっぷり真夜中になる頃。
「みんな酔っ払って寝ちゃったね」
「うん」
私とてっちゃん、二人だけが起きてる状態に。
さっきまでの騒がしさが嘘のように、しんと静まり返っていた。
その静けさがなんだか気まずくて、飲みかけのメロンソーダをこくりと一口飲む。
「ちょっと風にあたろっか?なんか、部屋暑いし」
「う、うん…!いいね、そうしよう」
「優奈ちゃん先にベランダ出てて。飲み物持ってくる」
「ありがとう」
ベランダに出ると、ひんやりとした風が体を包む。
「はい、飲み物持ってきたよ」
てっちゃんが差し出したのは、さっき一緒にコンビニで買ったピーチの酎ハイ。
「飲もう」
微笑むてっちゃんに私も笑顔で頷き、同時に缶を開ける。
甘い香りがいつもより強く感じるのは、1人じゃなく2人だから…だよね。
香りだけで酔いそうなほど。
「「乾杯」」
小さく缶を当てると、こくんと一口飲んだ。
ぽわあと胸があったかくなる。
お酒のせい…というよりは、てっちゃんのせい。
だって、凄くドキドキする。
この雰囲気に、酔ってるのかな…。
こうやって一緒に飲める日が来るなんて…夢みたい。
穏やかで、静かな時…。
時折吹く風の音だけが二人を包む。
何か会話のネタを探すけど、全然浮かんでこない…。
だけど、とっても幸せな空間で、会話がなくてもあまり気にならない。
目に映る景色をじっと見つめる。
街の明かりがキラキラ輝いて、とっても綺麗。
ずっとこうしていたいなぁ…。
なんて思っていると、急に部屋のほうから大きな音が聞こえてきてギョッとする。
思わずてっちゃんと顔を見合わせる。
これは…いびき?
そーっと部屋を覗くと…いびきの正体は洋祐くんだった。
洋祐くん…!せっかく良い雰囲気だったのに!
もうっ…台無しだよ。
でも、てっちゃんを見たらおかしそうにクスクス笑っていて…その姿を見ていたら、私もおかしくなってしまって顔を見合わせ一緒に笑った。



