「それに、優奈この前良いことあったしね!シンクロ!」

亜紀ちゃんにそう言われ、自然と笑顔になる。

なんとなく恥ずかしいような、照れるような、不思議な感覚。

嬉しくて、胸がトクンと鳴る。


「徹平と同じお酒が好きなんだもんね。よかったね!シンクロ羨ましい〜」

「うんっ」

ポワンっと頬が熱くなる。
嬉しいよ〜!


「あれぇ?優奈また顔赤いよぉ?」

「えっ!」

「恋する乙女〜」

「…っ、赤くなってないもん!」

「はいはいー」

うぅ…完璧からかわれてるよ。