「いたっ....頭が....。」





と言って私は頭を押さえて膝をついた...。





『連を渡して』



『ゴメン....守れなくて...』





「痛い....め..ぐみ....って....。」



「おいっ!愛!大丈夫か?記憶は?」









記憶?記憶って.....?








そう言っているところに陸斗が来た。










「おいっ...愛!大丈夫か?連....俺、保健室に連れていくよ....。」


と言って陸斗は私を抱いて保健室に向かった...







連の悲痛顔を横目に....。