「ほら~また連のせいで居残り掃除だよ~」

「いや、俺じゃねぇ!愛が廊下を走ったからだ。」






2人は今、居残り掃除をしていた。



昼間、廊下を走った罰である。






「なぁ?愛って好きなやついんの?」


急に連が愛に聞いた。






「別に...!!いないし...。」


むきになって答えた...。







実は愛は連のことが好きだったのだ...。






この時代は連は異常に女子にモテていた...。







1週間に10通ものラブレターをもらい、告白はしょっちゅう。






バレンタインには、机の上にチョコだらけ。


そんなモテライフであった。


そんな連の好きな人は男友達でさえも知らなかった.....。