「嫌だ....。」

「私には陸斗がいるの!男遊びしてるって思われたくない!」

「誰も思わねーよ....俺の彼女になる女のこと.....。」

「えっ......。」




連は私を引きよせて抱きしめた。




もう....やめてよ...。




ホントせつないから....。




「今日お前を探して思った。俺にとってお前は大切だ。お爺ちゃんやお婆ちゃんになっても一緒にいてくれ。」

「でも実理.....」



言いかけて口をふさがれた。



「実理は俺が何とかする....。」

「私.....。」



連....とっても嬉しい....!







そう思ってたら連のケータイがなった。






「もしもし?あっ....ゆー?えっ....なんだと!?」

「連.....?」

「実理が自殺しようとしてるって.....。」

「えっ....どこにいんの?」





連は一瞬迷って私の手を引いて走り出した。





これが最後になるとも知らずに.....。