「愛....。これが解毒剤。」



と、連がビンを渡してきた。



私は文に下ろしてもらい連を見た。



「ちょっ...」

「最後だ。よく聞け....。俺はお前のことが好きだ。だから死んでほしくない。自分の意志で彼氏になった....。もう喋ることもないと思う...。
部活を辞めさせられて、クラブチームに入れてもらう....。もう...教室でしか会えねぇ....。会っても俺は避けるから...。
本当ありがとう。大好きだ.....。」





そう連は告げるとステージに戻っていこうとした。





「連....私...も...ス...キです。....バイバイ....。」





私は泣いた。




すると連は戻ってきて私の手にある解毒剤を口に入れて口うつしをしてきた....。





「良くなれよ....。幸せになれ....。





連はそう言うと優しく微笑み去っていった....。





手を振ってステージに戻ると実理ちゃんと一緒に消えた....。