「なんで、実理のところに行けって....。」



だって...実理ちゃんは連の....。




「それは....連の彼女が実理ちゃんだから.....。」



そう私がつぶやくと、連は笑いだした。



「ハハッそんなことで....ハハハッ。」

「そんなことってね~!!」




私がふくれていると連がほっぺに手を当ててきた。



.....っ~ちょっとやめて....キャーッ!!



「ふっ....妬いてくれたんだ...。」




意地悪に微笑む。



ズルイ....かっこよすぎだって....。




「別に.....妬いてないし....。」

「うそつき~!」



あーだこーだ言っていると連がほっぺにキスしてきた。



「妬いてくれたご褒美。」


と優しく微笑んだ。



私の顔は真っ赤になった。



「じゃあっ!5限目なっ!」



と連が私を置いて行ってしまった。



.....ったく.....ズルイ....。