悠斗side 「悠斗~」 今日もいつも通り珠理がやってきた。 俺は相変わらず答えが見つからないまま。 「お昼食べに行こう」 「そうだな」 「今日はどっち?」 「今日は学食だな。昨日はパンだったし」 「じゃあ行こう」 いつものように教室を出た。 事件が起きるなんて思いもせずに。