「またかよ。あの野郎。時間を、とっくに過ぎちまった。計画完璧全て整えて、またこれか。あいつの心配症を治さねえ限り、ダメだなあ。引き返しやがったな。今度は、電気の消し忘れじゃねぇよな。 これで、四度目だぜ。つきあいきれねえ。」 相棒は、ブツブツ言いながら、車のエンジンをかけた。 終わり。