「ごめんね。今日は早くから撮影があるんだ」 「そっかぁ」 せっかく昨日久々に会えたのにな。 なんて、ワガママは言えない。 寂しい。 でも、そんなこと言えるわけない。 言ったら傷つけるから。 私を大切にしてくれてるっていうだけで、十分幸せなんだって思わないと。 「ん?どうしたリカ」 「あ、ううんなんでもない! パン焼こうか?コーヒー淹れるよ」 「嬉しいけどもう出ないと…朝食は作っておいたから、パンだけ焼いて食べなさい?」