庵side 弾け消えていく光に 無意識に 唇が動いた だけど 音にならなかったソレは 何だったのか 俺には分からない ただ、 消えていく光をみて 寂しいと感じた 「庵っ!!」 俺はその声で グラッと 床に膝を突いた 「…動ける‥」 いきなり 動けるようになった 俺の身体 「大丈夫か…庵」 だけどそれは 俺だけじゃなくて 比奈達もだった 俺は比奈に グイッと 腕を引っ張り上げられた