僕等は野良猫





雫さんは


静かに立ち上がると


総長室から出て行った




珊檎の副総長は


目で幹部に合図をし


雫さんの後を追わせた



「まぁ…、他にも無理やと思う子等がおるなら、皆も雫ちゃんみたいに言うてな」



柏は


皆を見ながら


優しくそう言った



副総長と幹部は


考え込んでいる


自分達の総長を


黙って見つめていた