「野良‥ホント猫だな」 「ふふっ、猫だからね」 「今日はミルクで我慢してな」 「うん」 僕と庵は 庵の家につくまで くだらない話をした …玖音もいたら もっと楽しいんだろうなぁ 「なんもないけど、まぁ、楽にしな」 「…庵の、部屋?」 「ここは情報屋"庵"の部屋だ」 「‥へぇー…」 僕は床におり 部屋の中を グルッと見回した 「変なことすんなよー」 「わかってるー」