今、あたしがコイツを無視をしようが、跳び蹴りしようが。 あたしに文句を言う人は、誰もいないだろう。 だってあたし、寝不足なのに。 昨日の夜、全然寝てないのに。 このバカに反応してあげただけ、偉いと思う。 『……はぁ。』 思わず、濁ったようなため息が出ていた。 視界に映るのは依然として、アイツの掴めない笑顔。 “みぃちゃんを10日で落とします!” …あんなこと言って、一体どうするつもりなの。