ラブ★シックネス




「俺たちは“幼なじみ”だから。ずっと隣に、なんて無理だよ。」

『……っ。』

「みぃちゃんも俺も、その内他の誰かに恋をする。

幼なじみの俺らが、ずっと隣にいるわけにはいかないんだ。」

『で、でも…!』




―…それでも、側にいたいと。


思ってしまったあたしは、一体どうすればいいの?




「…恋、だよ。」

『えっ…?』

「みぃちゃんが俺をちゃんと異性として好きになってくれて。

…俺に、恋してくれた時。

そしたら、今度こそ一生隣にいてあげる。」