「あれ?お前、知らないのか。 ――飯沼、明日から海外留学に行くんだよ。」 アイツは。颯は。 ―…いつかあたしの前から、消えてしまう、と。 『…っ、なにそれ!』 頭を金槌で打たれたかのような、強い衝撃を受けたあたし。 一瞬だけフリーズした頭は、すぐに現実へと引き返す。 『あたし、知らない…っ』 ―…行かなくちゃ。 今行かないと、きっと颯は消えてしまう。 もう二度と、あたしの前には現れてくれないような気がしたんだ。 ━━GAME★10 さようならは突然に (期限、当日。)