やってしまった失敗に、焦るように髪を耳にかけるあたし。 だけど、ここで話を中断するわけにはいかず、あたしは言葉を紡いでいかなくちゃいけない。 『ほらー、なんてゆーか、アンタ説明上手いじゃん!』 「……。」 『あたし、英語の先生に単独指導してもらったのにできなかったんだよね! だからさすが颯だなぁって。…えへへ。』 …ダメだ。 自分でも何を口走ってるか理解できない。 “えへへ”とかなんだし。こんなん言うキャラじゃないし。 照れたように髪をいじってるあたし、きっも!