―…だけど、神様。 やっぱりアイツは、アイツでしかなかったみたいです。 「…俺、決めた!」 『……は?』 「みぃちゃんを、10日で落とします!」 パタンと、携帯を勢いよく閉じて。 その勢いのまま、アイツは素早く立ち上がる。 ちょっと、待て。 今、なんて言った…? 『ちょっ、何言ってる…。』 “ちょっ、何言ってるの” そう言おうとしたあたしの言葉の語尾は、地震のような大きな音にかき消された。 「――お前ら、喋ってないで、手を動かせ!!」 『「……っ」』