―…それはあまりにも、唐突すぎた。 「…ねぇ、みぃちゃん。」 『んー…?』 「顔だけ男って、どう思う?」 勉強の、真っ最中。 …あまりにも自然な調子で言われたから、思わず流してしまいそうになった。 『…は?』 なんで、急に? 冗談?冗談じゃないの? 冗談なのか、真面目な話なのか、判断しにくいアイツの澄ました顔つきは、どう反応していいか困ってしまう。 『…なによ。顔だけ男って、アンタのこと?』 だから、笑いながらふざけた口調で、返しておいた。