アイツと共有する空間って、こんなに息苦しいものだったっけ。 会話をしなきゃ耐えられないような、そんな空気は昔も流れていた? …きっと、違う。 ケンカを、しててもいいから。 お互い違うことをしててもいい。 ムカつくこともあるし、納得できないアイツの気ままさもあったけど。 それでも、多分。 アイツの隣は楽で、気を使わなくていい軽さがあって。 ―…恋人になりたいとか、考えつきもしなかった。 あたしはずっと、アイツと幼なじみのままでいたかったの。