『ご、ごめん。もう1回やってくれる?』

「…いーけど。」



慌てて我に返り、声をどもらせながらも長文に視線を移すあたし。

いい加減、さすがのあたしでもアイツへの申し訳なさを感じてくる。



……だって。

問題を見ずに、アイツの横顔を気づいたらガン見していて。


これで注意されたのは、一体何回目だろう。



「みーちゃん、いい加減真面目にやらないと留年するよ?」



しかも、さすがのアイツも少しイラッと来たのか、

…キラースマイルで、こんなこと言われました。