『…は?』 思わず、つぶやく。 何これ、何これ。 頭があったかいんだけど。 上を見上げれば、アイツがあたしの頭をポンポンと軽く叩いていた。 「本当に、みぃちゃんは可愛いなぁ。」 アイツは言いながら、そのままあたしの髪をかき乱して、グチャグチャにしていく。 ちょっと止めてよ。 せっかくセットした髪が崩れるじゃん。 っていうか。 『触るな!』 とりあえず、空気を読んでいただきたい。