今度はあなたからプロポーズして











留美が髪を直そうとした瞬間、










そっと後ろから抱きしめられた。










閉じた留美の目から涙が溢れだす











「うん。結婚しよう!」











恭一は留美の髪に顔をうずめて、
力強くはっきりと耳元で囁いた。