メールの内容を見ると、 言い訳や謝罪のオンパレードだっ たが、 謝る文句が順を追ってオーバーに なっている。 (本気で反省してる…訳ないか) 留美はもう少しこらしめようとも 思ったが、 放っておいたこちらにも非がない わけでもない。 またケンカになるのも面倒だなと 賢三に非常ベルの扱いを伝えると 最下のフロアまで降りてから、 恭一に電話を入れた。 電話はすぐに繋がった。 ・