古谷は大学へ行き、タマちゃんとキャンパスライフ。



マックは自分ちの会社で下っ端から始めるらしい。



そしてこいつ。



「エミが結婚するとはね~」

「当たり前よ。渡部と私は結ばれる運命だもの」



山田が秘書の渡部さんと結婚し、渡部さんが婿に入るらしい。



いつの間にそんな関係になってたんだって、みんなびっくりしてた。



「明日から近野と結城は本社秘書か…」

「えぇ、お世話になります」



元々ふたりは藤間から引っ張られた人材だったため、元に戻る。



明日から近野がいない日常ってのが不思議だ…。



「私にとって、あなた達を学園から送り出せたことはとても光栄なことです。未来に向けて、日々精進して行ってください」



笹原先生こと、ササ君に見送られて学園を後にした。



近野に乗せられ、向かったのは我が家。



怜は自分の家に帰るし。



久しぶりに満喫しようと思う。



「では善様、新居への引っ越しはすでに完了しておりますので」

「うん、ありがとう近野」

「とんでもございません」



近野には感謝してもしたりねぇな。