幸せの滑走路



少し皆の目が和らぎ安心して席に着く。



すると頭上から



「ごめんな?」
と聞こえた。



上を向くとあの人の顔があった。




「ごめんな。俺が頼りないからまたこんな目に遭わせて。ちゃんと俺が守るからな。」




といって慶介はギュッと私を抱きしめた。