幸せの滑走路



君は目を丸くした。
全く理解できませんと言う目をしていた。
だから、




キスをした。


どんなへたな説明より。
分かりやすいだろ?


でも......自分からしたくせに。
とてつもなく恥ずかしい。
つい顔を手で覆い体を離す。
情けなさすぎて笑える。




「ごめん。」



と口に出してた。
ある意味自分に言ったのかもしれない。




こんな俺でごめん。と






君はそんな僕を笑う。
なぜか気が楽だった。
大丈夫?って言われるより。