幸せの滑走路



それは一目惚れに近かった。



そして楽しい時間を過ごした。



幸せだった。



自分でもびっくりするほど俺は彼女を好きになっていたのかも知れない。



でも彼女はあまり心を開いてはくれなかった。粘り強くなんとかバカ言い合えるようになった。



もうそれで十分だった。



自分だけに開いてくれた事が何よりも幸せだった。





でもそれは俺だけだったみたい。