幸せの滑走路



こちらを見て顔つきが更に曇った。



気を紛らわそうと笑顔で口を開いた。しかし後悔がしてたまらなくなった。



「独りで何してたの?」



彼女の顔はまさに泣く寸前だった。



でも君は答えてくれた。
でもそっけない応え。


どうやらあまり関わりたくないようだった。



その日はそのままで会話が終了。



というよりは彼女が走り去ってしまった。