「授業戻るか。涙も枯れたみたいだし火照りも冷めたし...(笑)寒ぃーし....」



「だね。また莉奈ちゃんに怒鳴られちゃうな。まさかこの短時間で彼女になって戻って来るんだもん...」



「確かに。莉奈なら言いそう。でも今度は俺がちゃんと言うから。」



「うん。ありがとう。でもさ..........いややっぱ何でもない....」



「ん?何々~?☆」



慶介が悪戯な笑みを浮かべこちらを見る。



「何でもないったら!.....ただ.....」



「ただ?」




「.........呼び捨て.....してる。」