幸せの滑走路




「慶介。頑張って元気になろうね。」




「..........かな。」




「え?慶介?」




「元気になれるのかな。進行してんだろ?完治はねぇーんだろ?俺何にも出来ないのかよ。」






初めて慶介が弱音を吐いた。



慶介の言葉がグサリと刺さる。






「信じるしかないよ。慶介が頑張ればきっと神様は答えてくれるから!ね?2人で頑張ろう?あたしなんでもするから。ね?」