幸せの滑走路





「慶介?強がらないで良いんだよ?涙見せても良いんだよ?守れなくても良いんだよ?飛んで来なくても良いんだよ?慶介の弱いとこ見せて。あたしにも慶介を守らせて。全部1人で抱え込まないで。あたしを頼ってよ。」




「.......それでいーの?」




「いいよ。」




「羅夢が泣きたい時俺が泣いてしまうかもよ?弱音吐くよ?そんな俺でもいーの?」





「あたしは強い慶介だけを好きになったんじゃないよ。あたしは慶介全てを好きになったの。だから何も心配しないで。」