でも彼はイヤその-.....と後ろ頭を掻きながら言い訳を探していた。



そんな彼が不思議で可笑しくなって
つい...




「ふふっ。言い訳なんて探さなくても目に有り余ったとかでいいんだよ。淋しい人だからあたしは。いいの1人で。今のグループ編成を崩したくないからさ.......」

だんだん惨めになっていった。淋しい人間な自分が。



「目に余るなんて言うなよ。つかいつ誰がそんな事言ったかよ。いつ誰が羅夢ちゃんを仲間外れで良いって決めた??確かにグループとかは決まってるかもしれないけど羅夢ちゃんが入ったことで崩れるなんて有り得ないでしょ。もっと早く声掛けてあげるべきだったよなぁ.....。」



と彼は申し訳なさそうに言った。そして次にはその顔はなくて....。