やばい。 やばい。YABAI。 とにかくそれしか浮かんでこなかった。 気づけば海の水は胸の高さまである。 両脇にいる二人でも、いくらあの中で背が低いとはいえ胸より少し低い。 ど、どうしよう。 水圧で肺が苦しい。 「この辺からは泳がないとヤバいな。」 「そうだなー。つか深いとこに行きすぎだろあのバカ。」 「だよなー。おい、レナ!って・・・レナ・・?」 お、泳ぐの!? やっぱり!!?? 「・・・んぶ・・・して・・・ください・・・。」 「「はい?」」